植付後のカノコユリの育て方
プランタ鉢の置き場所
- 午前中は陽が当たるが、午後から日陰になる場所(家の東側など)
- 日差しが強くなる夏場は、黒の寒冷紗かダイネットで日覆をする
- 土が乾かないように有機物などでマルチすることが大切
路地植えに適するところ
- 自生地の多くは年度分が多い埴土から埴壌土であり、排水の良い傾斜地にある
- 真砂土は生育が著しく劣るので、は種するほ場を慎重に選ぶ必要がある
- 午前中は陽があたるが午後は日陰になるような半日陰の場所が適している
潅水
- 原則表面が乾いたら水をかける
- 真夏は天気がよければほぼ毎日
- 春秋は乾き具合を見ながら2~3日ごとに
- 冬は ほとんど必要ないが、天気の良い日が続けばさける
※雨が当たる場所に置く場合と雨が当たらないとこでは潅水のタイミングが変わります
肥料
- 植付をした年はそのままで、もう一年管理する
- もらった翌年の秋に堀あげて、プランターもしくは適地に植える
- 腐葉土をかぶせることで液肥の代わりになる
生育での確認ポイント
下葉が薄黄緑色から黄色ぽくなった場合
水が不足している状態です。鉢の底から水がでてくるぐらいしっかり潅水すること
プランター | 鉢の底から水がでてくるぐらいしっかり潅水すること |
畑(路地) | 1週間に1回程度の間隔で、根がある30cm位の深さまで水がいきわたるように、たっぷり潅水することが大切です |
特に花が咲き始める7月中旬以降、高温乾燥で水が不足すると下葉が落葉する。そうなると、球根は小さくなって翌年は花数が少なくなり、ひどいと花が咲かなくなる。しかし、この時期に十分な潅水をすることで葉が枯れることなく生育し、球根は大きくなる